こんにちは、あんしん壱番 李(Lee)です。
今回は美和ロックのLAタイプのサムターンの交換方法を解説します。
LAタイプとは
↑が錠前の各部名称になります。
扉の中に埋まっているので見えていませんが、実はケース(錠ケース、錠前本体ともいいます)というものがあります。
この錠ケースは1種類ではありません。たくさんの種類があります。その種類の1つがLAです。
錠ケースの種類を確認するにはフロントに刻印されている型番を見るのが一番早いです。
刻印の例 | ||||
LA | LAMA | LASP | LAF | LAG |
WLA | DA | DAF | DV | DVF |
13LA | PPA | DH | AL-02 | LV |
PA | PASP | PG | PGF | DASP |
ALA | FG | FE | AL3M | AL |
AD | LH.MH | WLH | AFF | LVF |
少しややこしいのはLAタイプだからといって必ずしもLAと刻印されているわけではないという点です。
上記刻印のものをまとめてLAタイプと呼んでいます。
サムターン交換方法
今回の記事のメイン、サムターン交換方法を解説します。
サムターンがどこかわからないという方はさっきの各部名称の画像で確認して下さいね。
準備するもの
1.交換用のサムターン
これがないと話になりませぬ。扉厚も確認して、適合するものを購入してください。
交換でおすすめなのは防犯性能も高い、純正サムターンです。
MIWA純正サムターン 扉厚33〜41mm
MIWA純正サムターン 扉厚29〜32mm
2.プラスドライバー
3.マイナスドライバー
4.ラジオペンチ
以上4つがあればOKです。
それでは手順の解説です。
手順1 フロントを外す
フロント部分のビスを外すと、フロントも外れます。
この模型では3つビスが付いていますが、2つのものが多いように思います。
手順2 サムターン側のピンを引き抜く
4つのピンが刺さっています。
サムターン側の2本のピンでサムターンは固定されています。なのでこのピンを引き抜けばサムターンは外れます。
ピンを抜くと同時にぽろっと落ちるのでサムターンを必ず支えながらピンを引き抜いて下さい。
この2ステップでサムターン取り外しは完了です。
後は逆の手順で取り付けるだけです。
注意点
注意点として、ピンを元に戻すとき、このピンがさびてたり、歪んだりしていてめちゃくちゃ入りにくいことがあります。
油をさしたくなりますが、錠前に潤滑剤は厳禁なので、我慢して根気よく引き抜きましょう。
ピンの頭部分の形状も少し変わっていて、涙状になっています。
ピンをクルクル回転されるとそのうちピッタリ入ると思うので、ピッタリ入るところを探してください。
またサムターンのつまみの縦横を間違えると、つまみを縦にしたとき施錠、横にしたとき解錠になってしまいます。
つまみは縦の状態で取り付けましょう。
簡単な動画もとってみたのでこちらも参考にしてください(*^^*)
純正サムターンは手元になかったので、サムターンを外して、もう一度取り付けているだけですが…
ほぼノーカットですが約3分で完了しました。めっちゃ簡単な作業です!
それではまた(o|o)
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