こんにちは、あんしん壱番の李(Lee)です。
防災屋をしているとお客様からよく言われるのは「防災が必要なのはわかるけど、何を準備すればいいの?」「結局どういう対策が必要なの?」ということです。
そこで今回は防災士の資格をもつ私が、本当に必要な防災対策について解説します!
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時間別による被害対策
何を準備すればいいかは災害発生~復旧・復興までの時間帯別に考えることでわかりやすくなります。
地震発生時
地震発生時はまず自分の命を守ることが最優先です。
この時に想定される被害としては「家具の転倒によるケガ」です。
家具転倒は家具の下敷きになるだけでなく、食器棚のガラスが飛散することで玄関までたどり着けなくなるなど、大きな被害が生じます。
対策としては「家具を固定する」「ガラスの飛散防止フィルムを貼る」などが有効です。
地震発生直後
揺れが収まった後、スマートフォンなどで情報収集をし、津波が来る可能性がある場合はすぐに避難します。
※事前にハザードマップを確認し、自分の住んでいる場所が浸水地域かを確認しておきましょう。
自分の住んでいる場所が浸水地域であり、「鉄筋コンクリート構造の建物ではない、もしくは5階未満の階に住んでいる」場合は避難所や高台に避難します。
それ以外の津波被害の可能性がない場合は在宅避難をします。
※鉄筋コンクリート構造の建物で5階以上に住んでいる場合でも津波の大きさや地域によっては被害を受けることがあります。常に最新の情報を確認し、少しでも危険を感じた場合は避難してください。
避難する場合
避難所や高台へ避難する際に便利なのが防災セットです。防災セットは避難の際に必要なものが一式そろっているので、何を揃えたらいいかわからない方は防災セットを家族分購入することをお勧めします。
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在宅避難する場合
津波被害の可能性がない場合でも、大きな災害の場合はライフライン(電気、ガス、水道)が止まることがあります。
また、道路の寸断などにより食料が手に入らなくなることもあります。
ライフラインが停止した時に備えて、最低限準備しておくべきものは非常食、保存水、簡易トイレです。
最低3日分、できれば非常食と保存水は7日分は準備しておきましょう。
簡易トイレはこちら
3日分の非常食はこちら
7日分の非常食はこちら
保存水はこちら
地震発生後
自分の安全が確保されたら周囲の人の安否を確認します。
近所に救助が必要な人がいないか、周辺地域で人手が必要なところがないか確認します。
救助の際はバールやショベル、ジャッキなどの工具や、ヘルメットや手袋などがあると作業がしやすくなります。
また多人数用の救急箱があるとけが人の簡単な治療ができます。
各家庭でそろえるのは難しいので、マンション全体で1~2台揃えておくなどで準備してきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。対策をまとめると次の4点になります。
- 事前に家具転倒防止やガラス飛散防止の対策をとる。
- 津波被害の可能性がある場合は、防災セットを持って避難する。
- 津波被害の可能性がない場合は、在宅避難をする。
最低限、非常食・保存水、簡易トイレは準備しておく。 - 救助工具や多人数用救急箱はマンション全体で1~2個揃えておく。
今回ご紹介したのは最低限の準備です。
これ以外にも便利な防災グッズはどんどん出てきています!
このブログで紹介していくようにしますので、是非チェックしてみてください。
それではまた!
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