2021
03/18

コロナ時代は在宅避難も選択肢のひとつ

こんにちは、あんしん壱番の矢沢です。

新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、災害が発生した場合、災害による直接的な被害だけでなく、避難所では環境の変化で体調を壊したり、新型コロナウイルスの感染リスクがあります。

住宅の倒壊や津波・水害などの心配がなく、自宅で生活が継続できる状況であれば、在宅避難も選択肢のひとつです。住み慣れた自宅で避難生活を送ることで、ストレスが減り、3密も避けられるメリットがあります。ただし在宅避難をするにあたり、事前の備えは非常に重要です。

室内の安全確保

家具の転倒防止

近年発生した大きな地震でのケガの原因は、30〜50%が家具類の転倒・落下によるものでした。家具の固定は非常に重要かつ効果的な地震対策です。家具を固定して、災害への備えを万全にしましょう。


戸棚の食器も危険

揺れを感知して食器棚の開き戸を自動でロックし、戸棚内の食器等収納物の飛出しを防止します。ガラス戸の場合は、割れる恐れがあるので飛散防止フィルムや防犯フィルムを貼っておくと安心です。

火災を防ぐ

普通火災はもちろん、ストーブ火災や天ぷら火災など、ご家庭で起こりやすい火災に対応している家庭用の消火器です。お酢をベースに食料添加物成分から作られた、人にやさしい中性薬剤を使用しているので、使用後は拭き取るだけで綺麗になります。

ガラスの飛散を防ぐ

地震や台風では窓ガラスが割れて飛散し、部屋の中を歩くのも危険な状態になる場合もあります。飛散防止フィルムや防犯フィルムを貼っておけば、室内に飛び散る危険性は低くなります。防犯フィルムは、飛散防止フィルムより厚みがあり強く、日頃の防犯対策にもなるのでおすすめです。

浸水を防ぐ

大雨や河川の氾濫で起こりうる自宅の浸水を防ぐなら、吸水土のうがあると便利です。水に浸して、4~5回手で軽く揉むか、足で踏むと約3分で土のうが完成します。膨らませなければ、わずか2ミリの厚さなので収納力も抜群です。

ライフライン

水道が止まった時のために

いつまで続くかわからない断水、飲み水の確保は最優先です!多めに備蓄しておきましょう。また、水を貯めておけるウォータータンクもあると便利です。


停電になった時のために

停電時に備え、懐中電灯やLEDランタンなどの照明を準備しておきましょう。多機能ラジオライトがあれば、懐中電灯、ランタン、ラジオやスマホ充電など様々な用途に使用できます。

ガスが止まった時のために

非常食やレトルト食品、インスタントラーメンなどの調理には、お湯が必要になる場合も多くあります。火がなくても、お湯を沸かしたり、食品を温めたりできる発熱材があると便利です。


食料の準備

最低3日分、できれば7日分の食料を準備

大きな災害が起きた際、電気・ガス・水道・通信・交通などのライフラインが復旧するには、一般的に3日間と言われています。非常食は1人最低3日分以上、できれば7日分以上の備蓄が望ましいと内閣府の中央防災会議で発表しています。


衛生用品の準備

非常用トイレは必需品

排泄物は凝固剤により、素早く固めることができるので、断水時も衛生的にトイレが使用できます。

水が不要のペーパー歯磨き

口腔内が清潔に保てない状態が続き、口腔内のバイ菌が肺に入ってしまうと、実は人体にも悪影響が出て危険(口腔ケア後援会談)です。ペーパー歯磨きは、拭くだけでお口を清潔にします。水でゆすぐ必要がないので、とても便利です。

水のいらないシャンプー ウェット手袋

頭皮の衛生環境を整え、フケ・痒み・臭いなどを抑え、災害時の洗髪できない精神的ストレスを軽減します。

まとめ

日頃からもしもの時に備え、可能な限り在宅避難できる準備を整えておきましょう。在宅避難は、住宅に危険な損傷や倒壊する危険、近隣に火災や土砂災害などの危険性がないことが大前提です。少しでも危険性があったり、避難勧告や避難指示(緊急)が発令された場合は、避難場所、避難所に避難しましょう。