2021
06/08

MIWAのDTRSシリーズとPiACK2シリーズはどう違うのか?

こんにちは、あんしん壱番の李(Lee)です。

今回は美和ロック株式会社のDTRSⅡ smartとPiACKⅡ smartの違いについて解説していきたいと思います!

DTRSシリーズ、PiACKⅡとは?

そもそもDTRSシリーズやPiACKⅡってなんぞや?という説明をしますと、どちらも「スマートロック」と呼ばれるものです。

普通の鍵はキーで施錠したり、解錠したりするだけですが、スマートロックはそれだけでなく様々な機能を持っています。
例えばスマホアプリで鍵を開けれたり、カードや暗証番号で鍵を開けれるものもあります。

また2ロックの場合、上のロックを解錠すると下のロックも追従して自動で解錠するような機能を持っているものもあります。

DTRSシリーズ、PiACKⅡシリーズどちらも2021年にDTRS2 smart、PiACKⅡ smartとしてリニューアルしました。(従来品も継続販売されていますが…)
従来品との機能面での違いはスマートフォンでの解錠ができるようになったことです。

このあたりのことは以前の記事「MIWAからスマートロックが発売予定!Piack2、DTRSシリーズがスマホ解錠可能に」をご参照ください。

DTRS2 smartとPiACKⅡ smartの違いは?

DTRSシリーズもPiACKⅡシリーズも見た目はかなりよく似ていますし、機能面でも似ている部分が多いのでどう違うのかわかりにくい方も多いと思います。
私なりに比較した表を作ってみました。

DTRSシリーズの強み

DTRSシリーズの一番の強みは何といってもRaccessキーによるハンズフリー解錠ができるという点です。
Raccessキーはカバンの中に入れておけばOKで、リーダのボタンを押すだけで鍵を開けれるという優れものです。

鍵を手に持つ必要がないハンズフリー解錠が可能です。買い物袋で手がふさがれているときやお子さんを抱っこしているときなどに非常に便利です。
またRaccessは7色やノンタッチキーのヘッドは6色から選ぶことができるのも大きな魅力のひとつです。

PiACKシリーズの強み

PiACKシリーズの強みはテンキーやICカードによる解錠ができるという点です。
テンキーで運用する場合、キーヘッドなどを購入する必要がないので費用を抑えることができるのも魅力的です。

キーに比べるとカードの方がコンパクトで財布の中にも入れておくことができるので持ち運びも便利です。
FelicaやMIFREなどの社員証であれば、社員証を解錠用カードとして使うこともできますので、オフィスなどにも導入しやすくなっています。

交通系カードもICカードとして使えることになっていますが、セキュリティ性が担保されていなかったり、別途登録用カードが必要だったり、設定が難しかったりします。
ここはイマイチなポイントですね。

用途によって選ぶのがおすすめ

当然ですが用途に合ったものを選ぶのが一番です。
個人的にはオフィスに導入するならPiACKシリーズ、マンションや戸建て住宅ならDTRSシリーズかなぁという印象です。

もちろん用途や予算によって選ぶ商品も変わってくるかと思いますが、皆様の参考になれば幸いです!
それではまた(o|o)